スクラッチイン / アウト
Scratch In / Scratch Outターンテーブリズム由来の技で、曲の出入りにスクラッチのアクセントを加える演出です。単に繋ぐだけでなく「魅せる」ミックスになりますが、ビートグリッドとのズレが命取りになるため、基礎スクラッチの操作に慣れてから挑戦したい技です。
- 尺の目安
- 1〜4小節
- BPM差
- 制限なし(無理のないテンポが望ましい)
- リスク
- 高(操作ミスで曲が飛ぶ)
- 難易度
- むずかしい
A(今かかっている曲)B(次の曲)下段の空白=完全オフ横軸=小節
- 1ダウンビートでスクラッチイン開始
- 2ビートグリッドに合わせて次の曲へ着地
手順
- 次の曲(または前の曲)の頭(ダウンビート)にキューを設定する。
- クロスフェーダーカーブをスクラッチ用の急峻な設定に調整する。
- ジョグを手で動かし、ベビースクラッチやトランスフォームなど基礎スクラッチ技を挟む。
- スクラッチのタイミングを本編のビートグリッドに合わせ、クロスフェーダーで音を出し入れする。
- スクラッチ後、ジャストなタイミングでビートを合わせて通常のミックスに移行する。
相性の良い曲
- イントロにスクラッチ映えするシンプルなドラムやフレーズがある曲
- ヒップホップ/ターンテーブリズム系、または効果音的なアカペラフレーズがある曲
- BPMがスクラッチ操作に無理のないテンポの曲
組み合わせ例
- スクラッチインでインパクトを出してからカットインで一気に本編に突入する
- ワードキューの直前にスクラッチアウトを挟んで印象的にフェードアウトする
- バックスピンからのスクラッチインで、視覚的にも音的にも見せ場を連続させる
やりがちな事故
- ビートグリッドとスクラッチのタイミングがズレて、戻したときにリズムが崩れる。
- 手元の操作ミスでデッキが飛んでしまい、曲が完全に止まる・スキップする。